子ども・若者とメディアを考える会 6月例会のお知らせ
平成28年熊本地震に際し、余震の途切れない中「恐怖」「不安」などが継続しています。
今回の地震は局所的であったことから社会生活は徐々に再起動しはじめ、そのためのエネルギーを必要といするものの「安全基地」である自宅が「安全基地」ならざるを得ない状況で「安眠」を奪われたままの生活の復帰を余儀なくされています。
まずは、ライフラインがつながったことから、生命の危機からの脱却、次に社会復帰。そのような中、自律神経は常に過緊張状態を保っていましたが、その過緊張も1か月を過ぎるとホルモン分泌も下がってきて、心身共に不適合が起こる時期となることが多くなります。
子どもたちの「安全基地」である保護者が安定していれば何とか過ごせた1か月だったはずです。その後、子どもたちの「安全基地」に何らかのゆらぎが出てきて、子どもたちの不安定が表れます。フラッシュバッグやその対処を行うために子どものいろいろな行動が出てきます。
具体的な事例を交えながら、震災という生命の危機における子どもたちと保護者のストレス、社会適応における不適応、今後の心身への影響とその予防に向けて考えていきたいと思います。
日時:平成28年6月17日(金)19:00~20:30
場所:玉名市文化センター 視聴覚室
演題:「災害後の子どもと保護者の援助」~脳の傷にならないために~
講師:九州看護福祉大学 二宮球美氏
※問い合わせ先:玉名市子育て支援課(TEL:0968-75-1120)、事務局 浦田医院内(TEL:0968-74-2412)
この会はワンコイン方式で運営しています。参加された方のお気持ちをコインに代え、会の運営のためにご協力ください。
例会に参加していただいた方に、玉名市行政ポイント(ハローポイント)を50ポイント進呈します。
チラシはこちらからダウンロードできます→第117回例会案内 「災害後の子どもと保護者の援助」